実は誇大広告とPR上手って紙一重
だって強いPRの方がやっぱり人は心奪われるから
すごいことをやってくれそう!な広告の方が広告の役割としては正解ですよね?
たくさんの人に認知されて売るためにあるわけですからね
しかしながら人間には守るべき倫理観や道徳観というものがあります
それに則ってもうけられたルールもあります
そのルールをうまく交わしながらいかに強い広告を打っていくのか?がポイントなわけです
代理店時代は強い広告を黒い広告と呼んでおりました笑
「これ、真っ黒だな~考査通らないんじゃない?」
なんて毎日言っていた気がします
考査とは…テレビ局や雑誌などの媒体が広告をチェックすることと言ったらわかりやすいかな?
ルールから逸脱していないかどうか?のチェックがされているのです
WEBはみんな自由に書いちゃってるけど、テレビや雑誌は違うんです
きちんと人が入って審査しています
(審査専門の部署があるのよ)
みんなが自由に書いちゃっているからと言ってOKなわけではありません
法律でも決まっていることなので遵守しないといけません
WEBだから誇大広告OKではないのです
誇大広告はダメ!
ダメなのはわかっている人が多いんですが
PRが下手な人は気付かないうちに誇大広告になってしまっている場合があります
それが落とし穴なんですよね…
PRをしようとすると皆さん効果や実績をガンガン前に打ち出そうとします
うん、そうね
打ち出すことは大事
ただ張り切って打ち出しすぎるといわゆる黒すぎる広告になるので注意が必要です
その謳っている効果が本当に出せる効果の範囲を逸脱していないか?が大事なのです
(あと表現していい内容か?もあるのですがここでは割愛)
逸脱しちゃうと当たり前ですが、誇大広告です
どんな風にPRすると逸脱しやすくなるかというと…
”単純な言葉を多用する”
これが一番危ないです
誰でも思いつきそうなPRの言葉は使わない方がいいのです
ただ単に
何もしないで痩せます!とか一週間で5㎏落ちます!とか
インパクトはすごいけど具体性が皆無
もっと他に書くことはないですか?
それで本当にアピールしているつもり?
商品のこと、なんにもわからないです!
本当にいい商品って
こだわりについてPRするんですよ
効果なんて出るのが当たり前だから
こんなことにこだわっててね
うちのはこうでね
ここが他とは違うんだよね!
具体的に
細かく
色んなことが書いてある
インパクトだけじゃない
インパクトって確かに大事だけど
それだけに頼っちゃダメなんですよ
インパクトに頼るのは簡単なことなんですが
簡単だからこそ意味や効果を考えてやらないといけないのです
うまいPRをする人は
打ち出す数字やキャッチコピーの意味をしっかり考えています
それがどう見えて
どう響いて
集客にどう影響が出るのか?まで意識しています
その上で必要なら推す!!
必要なさそう
ちょっとイメージと合わなそうであれば
その後の影響を考えて推しません
そういう駆け引きをして作り上げるのがPRです
どや!どや!ってすればいいわけじゃない
自分を大きく見せて誇大広告を打てばいいわけじゃない
自分の出来ることに
興味を持ってもらえるためにどう表現するか?の部分を考えるのがPRです
どんなことが興味を持ってもらえるか考えてから
打ち出す数字やキャッチコピーを考えるんです
多分、多くの人が逆をしているんじゃないかな?
PR上手な人は自分の好きなように印象を操ることが出来ます
真面目に魅せたい場面では真面目なPRをする
派手にガンガン拡散したいときは目立つPRをする
緩急が大事なのです
緩急がつけられるくらい自分の実績や技術のことを表現できる引き出しを持っていますか?
うまいPRとはこの引き出しの多さから生まれます
同じような表現しかできない人は
ありきたりなTHE広告というようなPRしかできません
言い切りや強い表現に頼っていると誇大広告をしてしまうかもしれませんよ~!!
表現の引き出し、増やしていきましょうね^^