聞く価値のない経験者談の見極め方

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何かを始めようとするときに
経験者の意見や経験談をたくさん聞きたくなりますよね?

実際にやってきた人の話は参考になることが多く、
収集した方がいい情報と言えます

でもここで気を付けて欲しいことがあります

全部の経験談を鵜呑みにしてはいけません
参考にしなくていい経験談というものがあります

それを取捨選択することが出来ないと
せっかく情報を集めても、上手に活かすことが出来ません

色んな情報を全部いいとこどりしようとすると失敗する
これを今日はぜひ覚えて欲しいと思います

捨てないといけない情報には二種類あります

1つは単純に自分に合わないもの
条件面で自分に必要でないものは迷わず捨てましょう

持っていても使いこなせません

そして大事なのが2つ目
聞くに値しない経験談を捨てられるかどうか?です

自分にとって使えそうな種類の情報でも
全てを鵜呑みにせずに質を疑えているかどうか

ここが大事なのです

聞かせてもらうのに疑えというのは失礼なことのように感じますが
鵜呑みにしてもその人は責任を取ってくれません

活用した情報の質を疑えなかった自己責任となります

だから、情報はありがたく受け取って
その後に自分に必要なものかどうかの精査をしないといけません

情報源の人のせいにしないためにも、自分で考えるべきなのです
(当たり前ですが人のせいにしている人は伸びません)

誰もが気軽に発信できるなったことにより、
残念ながら聞くに値しない情報がたくさん溢れています

中には十分な検証も行わず
感覚だけで書かれているものも多くあります

こういう情報を見極めて、ばんばん捨てていってほしいのです

捨てるという行為は自分に自信がないと出来ません
情報を捨てられない人は注意してくださいね

 

では次は残すべき情報の質について考えていきましょう(ここが大事よ!)

どんなことも一回成功させるだけならそんなに難しくありません

維持すること、成功率をあげることが大変なのに
私は出来ているという勘違いをする”自分を疑えない人”は

出来た!なんだこんなもんか~
とわかったつもりになってやめてしまいます

そういう人の経験談は底が浅く、参考にならないことが多いです

大して経験していないんだからそりゃそうですね!

結果を分析し、そうなった理由を考察するためにも

一回だけではなく
色んな角度からチャレンジしてみる必要があります

わかったつもりになってしまう人は
もちろんこのチャレンジを行いません

必要な検証も、行いません

それでも無責任に人にアドバイスをします
こういう情報はとっておくべきではない情報です

信用して実行したら痛い目を見そうな情報だと思いませんか?

多くの方は発信源を疑うことをしません
でも発信源こそ、疑うべきです

仕事が出来る人は
色んな角度から少しずつ条件を変えて試していきます

より良くなる方法を探すために
確実に成果を出せる方法を探るために

色んな可能性を考え、試し、検証しているのです

だから安定的に成果を得ることができ、
人よりも高い水準をキープすることができます

こういう人は一つ話をふったら三つ四つは軽く返ってきて
なぜそうしているか?の判断理由も明確です

これは聞く価値のある体験談や知識と言えます

しかもね、本当に有益な情報を持っている人って
人にポンポンアドバイスをしません

本当にその人に必要かどうか?の見極めをしてから発言してくれます
(ああ、なんて素晴らしいのでしょう!神様のような存在ですね!)

支えてくれる知人や頼るべきリーダーがこのタイプでないと
有益な情報を得られないということです

残念ながら
検証をした上で確かな情報を発信してくれる人の方が圧倒的に少ないです

つまり、信じるべき情報は本当に少ないのです

言い切ります!
少ないです!!

だから捨てて欲しいんです!!

皆さんがいつも選んでいる経験談はどんなものでしょうか?
経験談を話をしている人は色んな可能性を検証した上で発言をしていますか?

自分だけの偏った経験を雄弁に語るタイプの人を選んでいたらうまくいくわけがありません

たまたまうまくいった
その人だからうまくいった
その時代だからうまくいった

など必ず条件面の検証が必要です

みんなが出来ると簡単に言い切る方が多いですが
本当にそうでしょうか?

その人だから成功した方法を
万人に勧めるコンサルタント、講師が多いですが

かなり無責任というか…
感覚で仕事したらうまくいったわ~と言って回っているようなものです

それを、安易に信用しちゃうのもなかなかおバカさんな行為と言えますよ

発言している人の背景を考えながら話を聞くようにしないと
自分に本当に必要な情報か
伝えられた情報に聞く価値があるのかどうかの見分けがつきません

聞くべきは
考えて、成功している人の経験談です

なんとなく~でうまくいった人の話は再現性がありません

つまり全くうまくいかない可能性もかなりあるということ
ギャンブルな動き方なので参考にならないです

ビジネスをうまくいかせるために
再現性が高い手法やノウハウを選ぶことはかなり重要です

組織を大きくしたいなら、尚更みんなが出来るようなものを選ばないといけない

会社が分業制に出来るのは
みんなができる手法を選んで仕組み作りをし、組織が作られているからです

成功している人がやっていることって
新しい何かというよりは結構地味な作業の繰り返しであることが多いです

確かに新しい挑戦も必要なのですが
どうなるかわからないものばかりを選んでいたら経営がギャンブルになってしまいます(怖)

話を聞くときは

まずは発信源の信ぴょう性を疑い、
背景を想像し、
再現性があるかを確認してくださいね

かなりの余談ですが
起業初期の頃にお会いした今ではかなりカリスマとなられている方に

「みんなに通用するやり方なんてわかんないしマインドを伝えるしかなくない?」

と言われてかなりドンびいた経験があります

スクール事業をやっている方です
資格も発行しています

再現性のないノウハウ(というかマインド)を教えて資格発行ってどゆことやねん
スキル身に付かん!爆

ちょっとかなりびっくりなレベルですが
SNS中心で人気がある人の講座やスクールってそのレベルのものが多いので本当に注意してください

根拠がないというか
感覚で話しているから時代の流れからもズレていたりします

これはもう選ぶ側が見る目を養うしかありません

時間とお金を使っても
教える側のレベルが低いとすべて無駄です

価値のある情報を選べる女性になってくださいね
そのためには一時的な感情の高まりで選ばないことが大切です

そういうのを利用してきますから
冷静になって見極めることを心掛けてください

情報を見極められるかどうかは
仕事でかなり必要になる能力です

もし選び間違えた経験がある方は
なぜ間違えてしまったのか?を考えてみてくださいね

見る目を養うってそういうことです^^

※2019年3月に配信したメルマガ記事です

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