安いものやお得感に惹かれる人は価値を生み出せない

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安かろう・悪かろうを選んでしまう人は仕事ができない

ビジネスをしていく上で
ものの価値を正しく判断する能力は絶対に必要です

では価値を正しく判断するためには何が必要かというと…

一番最初にやるべきことは
良いものとそうでないものをきちんと見分けられるようになること

日本はとても恵まれた国で
ものがたくさん溢れかえっています

何かを買おうとしたとき
安いものから高いものまで色んなバリエーションがありますね

消費者は選ぶことが出来るわけです

ビジネスの視点で考えると
それぞれの商品には違った”狙い”が存在しています

商品の値段やスペックには全て理由があります
売っている人の”狙い”が反映されているのです

商品を売る側・作る側になる人は
なぜその値段なのか?に対して明確な答えを持ってないといけません

なぜそのスペックの商品を作ったのか?も同様です

それがその商品の”狙い”になるからです

この話は少し難しいので今回は一番簡単な部分を書いていきます

自分の商品を作ろうとしたときに
値段に悩む方ってものすごく多いです

女性起業家向けにセミナーやコンサルティングをしてきましたが
やっぱり値段設定はネックになっています

受講生の方にはお伝えしてきていますが
商品の値段は提供できる価値に比例します

価値を正しく判断して値段をつけることが大事なのです

ではその価値はどうやったら判断できるの?

 

一番最初にできるようになって欲しいことは

”安かろう・悪かろうを選ぶのをやめること”

安かろう・悪かろうを選んで買ってしまう人って
ものへのこだわりを考える能力が足りていません(グサッとしてたらすいません)

100円均一などが普及し
プチプラファッションなども流行し

ものの価値を考える機会がどんどんなくなってきています

最近は無料で提供されるものも増えてきて
消費者はどんどん値下げを要求するようになってきています

安いこと=企業努力という勘違いをしてしまっているのです

恵まれ過ぎた結果、ちょっと残念な状況になってきています

”安いから”でものを買うのは
ビジネスをやりたい人は絶対にやってはいけないことです

”無料だから”に惹かれてしまうのも同様ですね

安いから・無料だからとりあえずこれでいいや

と済ませてしまう人はものの価値を考えることを放棄しているので

別に安いものを選ぶのが悪いわけではありません
”安いから”で選ぶのがダメなのです

ものの価値を考える習慣がある人は”安いから”では買い物をしません
吟味した上で”これがいいから”と買い物をします

実は私は昔、100円均一が大好きでした

自由になるお金が少なかった
大学生の一人暮らし時代は本当にお世話になりました

なんでも100円で揃うなんてお得!と思っていたんです

でもね、ある時気が付いたんです

「本当に100円のものを買わなきゃダメ?」

例えば毎日使う食器

確かに100円均一のものでも事足ります
なんなら多少雑に扱っても大丈夫だし好都合?
安いし、ラッキー?

では一枚1000円の食器を使わない理由は?
高いから?

違うんですよね

自分がその価値がわからないから
魅力を感じないから安く済ませたいのです

ものを作っている人の気持ちなんてどうでもよかったんだと思いま
商品になされている工夫なんかも見る気がなかった

とにかく安いのが一番お得なことだと思っていました
(当時の私は安っぽい女でした)
(そして全体的に全然イケてなかったwなんか薄っぺらかった)

でもこれって違うんですよね~

1000円の商品でも1000円以上の価値を提供しているものってたくさんあります

ものの価値を正しく判断ができる人は
そういうものを吟味して買っているのです

払った金額以上の何かを受け取れる人のお金の使い方!

それがセンスがいいということなんですよね

センスがいい人は色んなものの価値を正しく判断できる人です
その上で自分に合っているものを選んでいる

100円が1000円に変わるだけでも
質はものすごく変わります

これが一枚5000円、数万円になったらもう触らなくてもわかるくらい全く別物になりま

この違いを体感して知っておくことってすごく大事なのです

”安いから”だけで選んでいると
良いものの価値に触れる機会がなくなってしまう

なんでも高いものを選べと言っているわけではないですよ

価値を考えた上で自分に合うものを選ぶようにすることが大事なのです

安いだけで商品を買う人は
安かろう悪かろうでも気にしません

過去の私のようにとにかく使えればOK!で済ませてしまう

でも少し良いものに触れている人は

安くてすぐダメになるなら
最初から少し良いものを買おうとなるのです

今の私は
100円の商品ではなくて払った金額に対してそれ以上の価値を感じるものを買いたい

その商品を作った人のこだわりや工夫に触れたい
そこにお金を払いたいのです

そしてこの習慣があるからこそ、
私は色んな商品の価値を判断できるんだと思っています

物の違いを繊細に察知することが出来る
(察知する気・考える気があるが正しいかな)

ここは自分自身がこだわりを持って生活しているかどうかの違いなんだと思います

自分がこだわりを持っている人は
他人のこだわりを理解することが出来ます

こだわりを持っていない人はこだわりを見る気がありません

 

さて、ここで考えないといけないのは

商品を提供する側になった時、どっちがいいお客様でしょうか?
安さだけを追求してくる人?

私はそんな人をお客様にしたくないです

個人事業主は安さを売りにしてはいけません

安さを売りに出来るのは
大量生産ができる大企業だけ

海外の安い人件費や大量ロットでの発注が可能な企業のみが薄利多売でも利益が出るのです

私達は同じことは出来ませんね

私達が提供する商品の価値に対して
お金を払ってくださる方をお客様にしていかないといけない

じゃあそういう人はどうしたら集まるでしょうか?

自分自身が価値を判断できない状態で集まると思いますか?

そう、集まらないんですよね~

だからまずは安かろう悪かろうを選ぶのをやめて
物の価値を考えてお金を払う習慣をつけていくことが大事なのです

なんでこの商品はこの金額なのかな?と考えたことはありますか?
この商品のすばらしさはどこなのかな?

食べ物でもなんでもそうです

どんな価値を持っているものなのかな?
売っている人の”狙い”を知ろうとしたことはありますか?

ここが出来ない人は仕事できないですよ~

わかっているつもりなだけで
全然違いを理解してないな~という人たくさんいますからね

価値を考える習慣がない人は
その価値を説明をしても理解できないのです

「そうじゃないんですけど」という頓珍漢な答えばっかり返ってくる

なぜ理解できないのかというと
そういうことを考える習慣がないから

価値を考えることって実はとてもめんどくさいことです

別に考えなくても安いものがたくさん溢れていますからね

でもそこで敢えて考える
考えて選ぶ

これが大事なのです

これが出来ないと価値を提供できる人になれないのです

価値を正しく判断できるということは
自分と他人の違いもきちんと分かるということです

色んなものの価値を正しく判断する
違いをしっかり説明できる

そうでないと人の心を震わせるような商品は作れません

前回まで自分の良さを分かってない人について書いてきましたが
これらも正しく判断する気があるかで変わってきます

その辺を次の記事で詳しく書いていきますね!

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