怪しいと感じる商品が売れていく理由

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なぜ胡散臭い商品は絶滅しないのか?

個人事業主として自分が商品を提供する側になったときに

「なぜあの商品は売れるの?」
「なぜあんなに胡散臭いのになくならないの?」

という気持ちになったことはありませんか?

消費者目線でいたときよりも
同じ提供者側に立ったときにものすごく違和感を覚えるんじゃないかな?と思います

だって自分では絶対にそんな商品を売らないから!
なんであれを選ぶの?
なんであの商品が人気なの?
また似たようなのが出てきたな~
そんな風に不思議に思いますよね

ビジネスは

提供者がいて
それを買う人がいれば成り立ちます

すごくシンプルなものです

ではなぜその商品を買う人がいるのか?について今日は書いていきましょうね
私たちは生活する中で色んな商品に触れ合っています

日本は特に経済が発達し、かなり豊かな国です

なにか一つ購入しよう!と思ったときに
かなりの選択肢が用意されている国です

消費者が自分の好きなものを選べる状態なんですね

一個しかなければそれを買うしかないけれど
いくつもの選択肢を用意されるからその中から自分に合ったものを購入しています

洋服でも
雑貨でも
家具でも
食品でも

なんでも自分で選んでから買っているんです

この選ぶという作業…実は結構めんどくさいのわかります?笑

本当に好きなものなら
一生懸命調べて時間をかけてリサーチして

納得がいくように選びますが
買うものすべてにその作業は出来ませんよね

本当に欲しい時
なんとなくいいものの方がいい時
正直どれでもいい時

人は選び方を変えているのです

本当に欲しい時というのは
それを買うことによって得られる幸福感に浸りたいとき

自分で選んだものによって間違いない幸福感に浸りたいときに人は本気を出して吟味します

しかしそれ以外の時は

なんとなく良さそうなもの
そこそこ効果がありそうなもの
効果が保証されていそうなもの

を省エネモードで選ぶのです
面白いですよね^^

広告は

なんとなく良さそうに魅せる
そこそこ効果がありそうに魅せる
効果が保証されていそうに魅せる

ことがとても得意です!

目に触れたものを
なんとなく購入する人というのは

広告の効果にやられているんです^^

お、これなんか良さそう
え、これ効きそう
となんとなーく購入したものって
大して効果を期待していなかったりするので

買ったことを忘れてしまうような存在だったりします

例えば痩せたくて買ったダイエットサプリ

「やっぱり効かなかったな~」

と飲むのをやめるだけ

本気で痩せたい人ならばそのサプリの原材料まで調べるかもしれません

でもそこまでやらないし
どちらかと言うとその広告上の効果効能を信じてそのまま購入する人が多いんです

これ、楽をしているんですよね

きっとダイエット商品で失敗している人はたくさんいるでしょう
その多くの方は…本気で痩せる気がないのです

人は必ずしも
本気だからお金を使うわけではありません

この考え方がすごく重要です
楽して効果を得たい人は
そういう風に見えるものを選びます!

楽して効果が出るように広告を出せば
そういう人が商品を買います!

需要と供給なんです
本当は成果が出ないかも知れないってわかっていたりするんですよ~

本気だったら確実なものかどうかきちんと調べますからね^^

同業者のメニューをみてなんであんな商品が売れるの?と思っている人は

お客様にきちんと向き合って成果を出してあげたい
自分の仕事に責任を持ちたいタイプの人なのでしょう

もしかしたらこの記事の読者さんにはそういうタイプの方が多いかもしれませんね^^
世の中には本気じゃない商品を買いたい人がいるということを理解しておくことがすごく重要です

この視点を教えてくれる人はなかなかいないと思います
しかし絶対に必要な視点です

 

そしてここが一番重要です

残念ながら
本気で効果が欲しい人というのは一握りだけしかいません

えー!と思ったかもしれませんが

痩せたい…と言っている人はたくさんいるけれど
その中で本気で取り組んでいる人はどれくらいいるでしょうか?

周りにたくさんいますよね?

痩せなきゃ
痩せたい
そろそろやばい…

そうやって何度もプチダイエットに挑戦している人
この人たちの本気度は低いんです

わかりやすくダイエットで書きましたが
どんな商品についてもこれが当てはまりますよ~!

なんとなく良さそうな商品が
たくさんの人に選ばれていればその商品を選ぶ人が大多数を締めます

広告の効果はここを利用しているんです

じゃあ売るためには大多数に選ばれるような発信をしたらいいの?

うん、そうですね
たくさんの人に選ばれたい!を目標にするならばその方がいいでしょう

でもそれって…本気でお客様のことを考えている人は絶対に選ばない方法です
もしそう思う人はきっとお金が欲しいのでしょうね^^

もちろん商品の良さを伝えていくことは
売るためには必要になります

本気の商品でもそうじゃないお金を稼ぐための商品でも広告は”知ってもらうため”に必要なものです
大事なのはどう魅せるか?です

いい商品でもなんとなく良さそうとみえるようにすればそれを望む人に売れます

しかし、提供者の熱い想いは購入した人には届かないことが多いですね

だってそもそも求めていないから

「なんかよかったかも~」

で終わるのがいいところ
ちょっと寂しいですね…笑

逆に良くない商品でも超良い物のように見せることも出来ます

その場合は本気の購入者にぼっこぼこにされることでしょう

ご自身の商品を欲しがる人・商品の良さを分かってくれる人に
響くような発信をしていくことがすごく重要なのがわかりますね^^

胡散臭い商品はなんとなくいいかも~と省エネモードの人に選ばれる商品です

絶対になくなることはありません

そしてそれを提供する人もいなくなることはありません
次回はそういう商品を売る人の心理について書いていきましょう!

最近生徒さんにも質問されることが多かった内容です
ずばずば書いていきまーす^^

お楽しみに♡

 

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